阿蘇ラピュタドーム&キャンプサイト は、現在準備中です。

この建物を見つけたのは偶然でした――。

自然の中の人工物とは思えない滑らかな表層だと勘違いさせるほどの魔性があり、トラス構造が失いかけた我(が)を主張しているかのように思えた。

その佇まいは淋しさに溢れ、思い断つまでの余暇を楽しんでいた。

運命の出会いといっても良いのかもしれません。それくらい衝撃的でした。

いつまでもこうしているのでは、ずっとここで反芻と逡巡が混線するだけ――。

どうしてこんなところに建っているんだろう?なぜ誰も使ってないんだろう?その疑問が私を突き動かした。